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青い海と豊かな緑が心地よい大洗で、60余の間、幕末から明治期の志士・元勲の書画や明治天皇からの御下賜品などを展示しておりました常陽明治記念館が、'97年11月、多くのみなさまのご協力に支えられて、「幕末と明治の博物館」としてリニューアルオープンしてから8年が経過しました。
幕末から明治といえば、近代日本の黎明期にあたる重要な時期です。列強の脅威により、「藩」から「日本」へという意識変革をせまられた先達は、さまざまな曲折を経ながらも、新しい日本の枠組みづくりに奔走し、散っていきました。一気に沸点に達したかのようなこの時代の原動力とは何だったのでしょうか。何を目指し、そして、今とどうつながっているのでしょうか。
当博物館のテーマは「幕末と明治の青春群像」です。情報、国際化、高齢化、そして生涯学習社会が一層進展すると予測される21世紀において、私たちのものの見方や考え方も絶えず変革が求められています。幕末から明治という一大変革期の青春群像にふれることは、今を生きる私たち、未来を担う青少年に大きなヒントを与えてくれることでしょう。
さわやかな松林に囲まれたこの博物館が、みなさまの憩いの場、歴史再発見の場となるとともに、地域の活性化に貢献できるように努めて参りたいと考えております。ご支援ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
平成17年12月
幕末と明治の博物館 館長
大堀 哲
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